花粉症の主な原因

花粉病といえばアレルギー性の病気の中でも特に猛威を振るう病気で、重度の方も珍しくなく、年々苦しい思いをしているかと思います。今回はそんな花粉症がそもそもなぜ起こるのか、原因などについてお話したいと思います。

花粉症の正体はIgE抗体

花粉症になると、クシャミヤ鼻水、涙がとまらなくなるといった症状が主にでますが、これは私達の体の抗体と関係しています。
まず、花粉が体内に入ると、この異物に対してどう対処するかリンパ球が反応するわけですが、「排除すべきだ」と反応した場合、花粉に反応する物質「IgE抗体」が体内で生成されます

この「IgE抗体」ができた後に、再び体内に花粉が入ると鼻や目の粘膜にある抗体と結合し、ヒスタミンなどが分泌され、くしゃみで吐き出したり、鼻水や涙で洗い流したり、鼻詰まりで体内に入らないように防御しようとしているのです。

つまり、花粉症の薬などではよく、ヒスタミンの発生を抑える薬などが処方されますが、あれは悪い物質を退治しているのではなく、体の抗体反応が起こらないようにしているわけです。

都会を中心に増加傾向にある花粉症

また近年、杉花粉の飛散量が増加傾向にあるという事。昔はこんな病気なんてなかったとおっしゃる人がいますが、まさにその通りで、この病気は戦後から急増した新しい病気ともいえます。

スギ花粉が急増した原因

スギ花粉が急増した原因は、いくつかあるのですが、まず戦後に大量植林されたスギが伐採されずに残り、さらに地球温暖化の影響をうけて飛散しやすくなっています。
しかも都心の場合は、地面がアスファルトに覆われているため、地面に落ちた花粉も舞い上がりやすく、中々消えていかないというのも問題になっています。
ようするに、昔より大量に発生している割に、昔より地面の土に吸収されにくくなっているのが主な理由ともいえるわけです。

花粉症を改善するには薬やマスク、メガネの存在も重要ですが、そもそも体がアレルギーを起しやすい状況を打破する事も大事です。
食生活を見直したり、不規則な生活リズムを正すだけでもアレルギー反応が弱まるので、症状が軽減しますし、幾分か楽になります。

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