花粉症の症状

花粉症の症状としては、おもに以下の4つがあるとされています。

・くしゃみ
・鼻水
・鼻づまり
・目のかゆみ。

このうち、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは「アレルギー性鼻炎」の症状です。
また、目のかゆみは「アレルギー性結膜炎」の症状となります。
これら4つを花粉症の4大症状と呼びます。

これら症状の他に、喉のかゆみを併発することもあります。

アレルギー性鼻炎の症状

花粉症の症状のうち、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは鼻の粘膜に原因物質となる花粉が付着することでアレルギー反応が起きることによるものです。

花粉症の症状としてアレルギー性鼻炎の症状のほかには、鼻が詰まることによって口呼吸になるために喉にダメージが出たり、頭痛や頭の重い感じ、まれにぜんそくに似た症状が現れる人もいます。

症状の現れ方には自律神経の働きが影響しているとも言われ、緊張している状態では症状が現れにくく、リラックスするととたんに症状が現れるなどということも起こります。また、就寝中に吸い込んだ花粉の影響または、目覚めの際の自律神経の切り替えがうまく行かないことの影響によって、目が覚めるときに花粉症の症状が強く出ることもあります。

このように症状には個人差が大きく、人によって適した治療の方針、使用する薬剤などにもいろいろな違いが出て来ます。

大変まれではありますが、アレルゲンとなる花粉の種類によっては「アナフィラキシーショック」を起こすこともあります。このため重症の方やぜんそくの症状を持っている方は、花粉が飛散している時期には、激しい呼吸で大量の花粉を吸い込む可能性のある運動は避けるべき、との指針もあります。

アレルギー性結膜炎の症状

目のかゆみなど、アレルギー性結膜炎に分類される症状は、花粉症由来のアレルギー性鼻炎の症状と同様に、目にアレルゲンである花粉が付着することで発生します。

症状としては、

・目のかゆみ
・目の充血
・目やにが出る
・涙が出ること、涙目
・目がゴロゴロする感覚
・目の痛み

などがあります。

・のどのかゆみ

花粉症の4大症状などには含まれてはいませんが、花粉症発症に合わせて喉のかゆみを訴える方もいます。

鼻や目の花粉症の症状と同じように、アレルゲンである花粉が喉の粘膜に付着することによって、喉の粘膜が炎症を起こすことが原因の一つです。

また、「後鼻漏」とよばれる、喉に流れ込む鼻水によって、喉の違和感が生じたり炎症を起こしたりすることも原因だと思われます。

調査によっては、花粉症を発症する方のうち、かなりの割合の人が喉のかゆみも感じている、とも報告されています。

花粉症は一度発症してしまうと、病気自体を治療することは難しいとされていますので、花粉の飛ぶ時期になったらマスクをする、目に花粉が入らないメガネをかける、帰宅した際に部屋に花粉を持ち込まない工夫をする等々、地道な方法で自分自身を守る工夫が必要になります。

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